Ski第2日目(ツエルマット滞在3日目)はゴルナグラート・スキーエリアへの予定です

        

今朝も残月がマッターホルンに

昨日に続いて残月が。気づくのが遅く、一瞬にして月はマッターホルンの裾に隠れてしまいました。

今日も天気がよさそう

天気はよさそうですが、風は強そう
数分ごとに雲の様子が違い見飽きません。

ゴルナーグラート鉄道駅BVZツェルマット駅の向かいにあります
ゴルナーグラートスキーエリアはツェルマット駅の前から出ているアプト式レックレール登山電車で約40分のです

 ツエルマット駅付近にはゴルナグラード鉄道駅と少し離れてスネガ行きの
高速地下鉄ケーブル駅があります。

ゴルナーグラートは気温ー22℃
駅の構内にあるゲレンデ・ガイドにはゲレンデの気温・風速やリフトの運行状況等が詳しく表示されています。

ゴルナーグラート・ゲレンデ標高3,089m)のコンデションは快適
気温ー22℃ 風速は0.5m/秒で快晴

イタリア側は風のためリフト・ゴンドラ運休
表示板の緑◎ランプ点灯は運行 ×ランプは休止

イタリア側は強風
マッタ-ホルンの半分は雪けむり

登山電車の車窓から見るマッターホルンは雪煙にかすんでいます。

麓の村はようやく朝日がさして来ました。

標高3.089mまで約40分
ゴルナーグラートはツェルマット駅の前から出ているアプト式レックレール登山電車で
ヨーロッパで一番高い標高3.089mまでに約33分(下りは44分)で到達します。
床は階段
登山電車は登り坂に合わせて車内の床は階段式に上がっています。
外からは普通の電車の車体です。

雪煙が上の方へ上がりマッターホルンの姿がハッキリしてきました。

途中からアプト式レックレールに切り替わっていました。

車窓から下の方にツェルマットの街が見えます。

車内は進行方向右が絶景

遠くには雪囲いのトンネルが見えます

リッフェルベルク駅

スイス人アプトの発明
登山鉄道に使われるアプト式鉄道は歯車の力でグイグイ急坂を登っていく方式で、
スイス人のアプトの発明によるものです。

途中フィンデルンバッハ、リッフェルアルプ、リッフェルベルク等の駅を経て終点まで登ります。

スキー置き場
電車の中には何箇所かスキー置き場があります。
取り出しやすいように途中駅(Roten-boden)と終点(Gornergrat)までの置き場が分けれています。

リッフェルベルクを過ぎるとマッターホルンが間近に見えてきます

やがて終点ゴルナーグラート。 特徴あるクルムホテル・ゴルナーグラートの建物が見えてきます。
勾配も急となりゲレンデも電車のすぐそばまで迫ります。
反対側の車窓には「モンテローザ」の名峰が手に取るように見えます。

ゴルナーグラート到着

終点ゴルナーグラートからの眺めは素晴らしい!

登山電車終点のゴルナーグラートに立つとツェルマットの全景が見渡せるだけでなく
圧倒されるばかりの目の前にそびえるモンテ・ローザ。マッターホルンも手にとる様に見えます。

クルムホテル・ゴルナーグラートKulmhotel Gornergrat
3920Zematt(tel 966--64-00)
全室マッターホルンかモンテローザに面しています。

海抜3,100m 本格的ホテルで世界最高地
ただし二つ星ホテル
登山電車の終点駅の上にある、唯一のホテル、シャワーは共同

展望台(標高3,089b)からはマッターホルンを
含む4000b級の山々が一望できます。

時計回りにモンテローザ(4,632b)、リスカム(4,527b)
カストール(4,228b)、少し離れてマッターホルン
(4,478b)と三百六十度のパノラマが堪能できます。

圧倒
目の前にモンテローザが迫ります。

ゴルナーグラートからさらにロープウェイでホーテリグラート(3286m)を経てシュトックホルン(3,405m)まで

上級者コース
ゴルナーグラートから上は上級者コース
我々は年齢を考慮してスキーを置いて単身でゴンドラに乗りました

頑丈な構造
ロングスパンを大型ロープウェイを一気に引き上げるためすごい構造です

ゴルナーグラートで昼食

昼  食
ミートスパゲッテイ 14.5Sfr(1,300円)
ビール        4.0Sfr(370円)

リッフェルベルク(Riffelberg=登山電車途中駅)までスキーで下りて休憩
一番手前の旗がツェルマットの州旗

終点のゴルナーグラ^トまで登る電車

 

頂上はイタリア領!
マッターホルンはスイスとイタリアの国境に位置するが、最高地点はイタリア領にあるそうです。

ッターホルン初登頂は英国人
初登頂は1865年、英国人エドワード・ウィンバー卿によって成し遂げられました。
イタリア隊と競い合った初登頂でしたが、下山途中、隊員7人のうち4人が滑落死しました。
遺体で発見された3人は今もツェルマットの墓地に眠っています。

登山家時代の終わり
難航不落といわれたマッターホルン登頂で登山家の時代は終わったと言われ、
今ではロッククライミング技術があれば登れる山になったそうです。
しかし、いまだに人を寄せ付けない孤高のイメージが付きまとうのは、英国隊の悲劇のせいでしょう。

小さな四角い建物
マッターホルン登頂は夏の時期だけ可能です。
標高3,000mのヘルンリ小屋に泊まり朝4時に出発し下山までにまる1日要します。勿論登山経験がありガイドも必要です

ゴルナーグラート駅から少し滑って下りた地点に絶好のポイントがあります

手に取るような間じかに見えるリスカム(4527m

素晴らしいのは山だけではありません。
ゴルナー氷河、フィンデルン氷河などが谷を削り優雅な曲線を
描いて流れ落ちています。
複雑で神秘的な造形を目の前に見ると写真では表せないもどかしさを
感じます。

ホテル・リッフェルベルク(Riffelberg)
Riffelberg3920Zematt(tel:966-65-00)
山岳ホテルですがレストランもあり
テラスでゆっくりくつろぐことが出来ます

景色に酔いしれ下山です。

Ski3日目はスネガ・ウンターロートホルンエリアの計画です

       

今日も上天気

今日は街外れのフィスパ河畔にある山麓駅(1,601m)からスネガ台地の終点(2,290m)まで標高差689m
力強い高速地下ケーブルカーで一気に駆け登ります。

 出発はツェルマット駅の少し山手の川沿いにある高速地下ケーブル乗り場からです。

ツェルマットの街の南東に広がるスキーエリア・スネガ、最高峰は3,103mのウンターロートホルンに広がるスキーエリアです。

TAXIは街の中どこからでも12Sfr
ハウス・ボレロから電気タクシーで約7分。チップを含め一人5Sfr(460円)

プラットホームまでは長いトンネルを歩きます

びっくりする音とスピード
階段式床のケーブルカーは凄い音をたて坂を登ります。
まるで都会の地下鉄のようなスピードで脱線しないか心配になります。

ブラウヘルト2571m
標高1,620mのツェルマットから地下ケーブルでスネガ(2288m)へ
スネガからブラウヘルトへゴンドラで

更に大型ロープウェイに乗り継いでロートホーン(3,103m)へ

ロートホーン(3,103m)到着

BARGRESTAURANT
Rothorn
室内330席 屋外180席  営業時間:11:00〜15:30

 ロートホーンのレストランで先ずは珈琲ブレーク

若いウエイトレスはヘゾだしルックでした(風邪引かないでね!)
コーヒー:4Sfr(370円) コーラ:4.5(420円)

ひと休みのあと3,103mから2,571mまでイッキに滑降! またひと休み

日本語のタンデム・フライトの宣伝ポスターと飛行画像

ここでもひと休み

ロートホルン(3,103m)からひと滑りしてブラウヘルト(2,571m)でまたもやひと休み

BARGRESTAURANT
Blauhert
open:9:00〜16:00 RESTAURANT:11:00〜15:00

Homemade pizza, live music at the Snow Bar
ホームメイドのピィツァと生バンドの雪のバーが自慢のレストラン

若い女性に引かれ、またもやひと休み

暖かいカプチーノは美味い!
陽があたって暖かいようですがトランペットは冷たいらしく
電気ストーブで1曲演奏するたびに、しきりに暖めていました

大型ロープウェイでブラウヘルト(2,571m)からロートホルン(3,103m)

クルム・ホテル
谷向こうのゴルナーグラート(3,089m)にある二ツ星ホテル
も手に取るように間近に見えます。

遠くのクライン・マッターホルンに、ロープウエイの入り口も見えます

ブラウヘルト(2,571m)で昼食!

BARGRESTAURANT
Blauhert

再びBlauhertへ

我々の発音でスタッフに通じる「ミート・スパゲッテー」と「ビアー」
日本人が多いのかトレイにも日本語のメッセージ

まずはカンパーイ

図々しい烏!スパゲッテーを置いてやると寄って来ます

母娘にシャッターをお願いして(娘さんは小学生くらいでしたが写真で大人みたい)

谷向こうのゴルナーグラートのTOPシュトックホルン(3,405m)のロープウエイ駅

谷にあるGant(2,223m)ゲレンデ

ゴルナーグラートの中間駅リュフリベルク(2,582m)

ロートホーン(Rothorn3,103m)やブラウヘルト(Blauherd2,571m)から下るとTuftern2216mへ出ます

Restaurant Dufternalp
連日好天に恵まれ疲れも出ました。地元のご夫婦とカタコトの国際語で国際親善も

Tuftern2216mから林間コースを下るとPatrullarve2,000m
クワッドのリフト乗り場へ出ます。そこを右下の林間コースを下ると街(1,620m)まで滑って下れます

小屋はリフト乗り場、左の林間コースが街へ
Patrullarve
2000mの地点まで滑ってきました。
ここから街まで滑って下りることにしました。

ツェルマットの教会の見える景色

スキーで滑る道と歩行者路とは別々になっています。

我々は写真だけ撮ってひと休みしませんでした。(後から思うと本当に、残念!)

SKIHUTTE、BERGRSTAURANT
Ried
営業時間:9:30〜19:00(レストラン:11:00〜19:00)
室内:38席  テラス:60席

スネガから街まで滑って下りる途中にあるレストランで、下の町から
スキーをしない観光客はここまで歩いて登りマッターホルンの眺めを
楽しんで食事をする絶好のポイント

是非、ここでゆっくり休憩して絶景を楽しむことをお勧めします。

マッターホルンと飛行機雲

途中 村の入り口近くまで滑ってくるとツェルマット駅が見えてきます

Ried村を過ぎると間もなくツェルマットの街の西の端に到着します
無料循環バスの駅のあり街中まで行けます。

日暮れはもう近い
やがて夕日に照らされるマッターホルン

夕闇のマッターホルン

明日も天気かな

明日は休息日としてツエルマット見物でもする予定です。

        

このHPはmoriy@シルバーが旅行した当時の記録です。
その後、現地の状況などが変わっています。
旅行の参考にしてくださる時は他の方法でも確認して、お出かけ下さい。