第2日目は広大なオフピステが続くサウゼ・ド・ウルクス(SAUZE D'OULX)へ

SAUZE D'OULX

(北OULX)

            

2日目も晴れ!

部屋の窓から見た夜明け前の山々

プリンチピ・ディ・ピエモンテグランドホテル」紹介

PRINCIPI DI PIEMONTE GRAND HOTEL

入り口の看板

ホテルの外観

廊下の窓から見た景色

スキーヤにはとても便利な部屋造りでした

テレビの番組

スポーツ番組では日本の相撲も放映

ミニモニなど日本のアニメが朝から放映されていました。

不思議なドアーロック

キーをもらって開けても開けられないドアー
友人にこの話をすると、同じ経験をしたそうです。
結論、イタリアのドアーは開けるのにコツがいる

昨日、施錠した部屋から盗難事件が発生しました。
しかし、このホテルの部屋のキーは誠に難しくコツを知らないとキーがあっても
開けられません。そんなドアーを難なく開けたドロボーは?!(ホテル従業員か?)

廊下の消火設備と非常階段

フロント

高級ブランド品が並ぶギャラリー

さすが4ツ星ホテルです

リンゴの芯のオブジェ

1階のフロントは「0」階の表示(荷物は500kg 容量?は6人)

朝食は7時から(1分前に行っても閉まっています)

禁煙ルーム

喫煙ルーム

第2日目スタート!

天候 晴れ 気温 0℃

玄関脇のスキールームで準備

エントランスにはホテルバスが待機

エイサク「今日は天気いいぞ!ガンバロッ」

9:30 天候晴れ! 全員集合

藤、琴巳、伝次郎、山形、東電、奥、先生、シルバー、エイベックス、社長
(何故か二人足りません。何処に居たのか?)撮影エイサクさん

今日は「サウゼ・ド・ウルクス」(SAUZE・D'OULX)

セストリエール街ゲレンデ(2035m)からスキーで昨日の昼食場所、BORGATA(1840m)へ移動。
No.16 COL BASSET ゴンドラで向かいの山の裏へ(標高1845m2.471m、標高差625m)。

そこからが本日の初滑り。ちょいとサンシカリオゲレンデ(SANSICARIO赤枠
No.75 RIO NERO SANSICARIO
のJバーリフト(標高2288m2610m 標高差322m)で
M,FRAITEVE
2.701m)の直下まで上ります。
そこから標高差485m(滑降距離2.5km)を滑ります。

ゲレンデの気温はー6℃と最適

途中、トイレ休憩

ランチタイム!今日はピッザ!!

 

粋のいいイタリア娘が丁寧に注文を聞いてくれます。が気が短そう!

イタリア流
休憩の時イタリアではスキー板を立てない!乱雑にその辺に脱いだままに置くのが流儀らしい?
(1997年始めてフランスのシャモニーモンブランへスキーに行った時、モンブラン・トンネルを抜けてイタリア・クールマイユールへ
出たときも同じ場面に出くわしてビックリした)

寒いゲレンデでウエイトレスはヘソ出しルック

シルバー、先生、山形、伝次郎、社長

生ビール 2.5ユーロ(300円)

エイサクさんも快調

このウエイトレスもへそだしルック

えいさくさん皆のピッツアを試食!

全員、大きなピッツアをもてあまし気味

現地娘は大きなピッツアを全部食べます!

天気が良いのでレストランの中は閑散としています

レストランの看板とイタリア流スキーの脱ぎ方

午後も結構滑って快適!

第2日目フィニシュ!

標高差 4.405m 滑降距離 25km

第2日目 デナー

ピエモンテ州の料理

前菜、パスタ、メインデッシュ、からデザートまでゆっくりと時間をかけながらのがピエモンテ州の食事です。
特にアルプスの麓で採れる山の幸を中心とした料理が人気で、ワインは赤ワインの王様バローロ!
食後には北イタリアの名産グラッパもグイっと

鹿肉も出てきました。

米粒系(リゾット)は結構美味しい!

第3日目はオリンピックでアルペンスキーの女子の会場となる「サンシカリオ」ゲレンデ(SANSICARIO)

SANSICARIO

早朝の月

今日は山の裏側のサンシカリオ・ゲレンデへ行くので出発が8:30

社長

先生

奥さん

くらさん

琴美さん

山形さん

伝次郎さん

ふじさん

朝食を摂りいざ出発

ホテルバスで街の広場まで

1時間(1ora)駐車可

アクシデント3

強風のためサンシカリオ断念

天気は良いが風が強くてあちらこちらのゴンドラやリフトが運休や時々しか運転しない。
このため運転しているリフトは珍しく混んでいる

サンシカリオまでゴンドラで行くのをあきらめタクシーで行くことに決定!

しかし、ベースまで戻る途中、早野凡ペイブラザーズが滑降コースを間違え、落合うのに
お昼になってしまいました。

山形、カブや、シルバー、社長

席料  0.50ユーロ(60円)
パスタ 4.70ユーロ(600円)

先生、早野ぼんブラザー

総勢12人の内9人

男性顔負けの元気な女性陣

強風もおさまらないし、セストリエールのベースへ戻るしかない。
14:00頃街へ到着。今日はショッピングに切替!

ショッピング2

北のショッピング街の奥に歩行者天国のような広場があります。
その周辺にいろんなお店がありますが冬は歩行者天国広場は雪でいっぱい。

 

雑貨屋さん親娘

LA BOTTEGE S.N.C

この広場の一角にあるお土産屋さんで店頭にある、絵葉書が目印です。
陽気な親娘が迎えてくれます。

建物の軒下を歩くようになっています。

手前の建物群の一番奥にあります

写真ずきの親子でした。

チェキの威力

HP作成用の画像取得のため毎回チェキを持っていきますが
今回も親娘を撮ってプレゼントしたら大喜びで、
次日訪れたら店に飾ってありました。

まだ、地元の人はリラとの換算
をしているようです。

「地名入りのTシャツ」(平均15ユーロ)
2006.オリンピックなどの文字のものを探しましたが、まだ用意されていないようです。
しかし、見つけました!以降の頁で紹介

雑貨なら何でもあります。お土産になる小物もあります。

両替ならサンパオロ・バンコ。日本の銀行を探すのとちょっと違います。

バンコ(BANCO)銀行のこと

サンパオロ銀行(SanpaoloBanco)。街の中心広場の西の建物群の一角にあります

イタリアの銀行への入り方

ドアーはロックされている
入り口は道路に面していない、建物に入った通路の一部に入り口があります。
その入り口のドアーはロックされています。最初は閉店かと勘違いします。

ドアー脇の釦を押すと
ロックが解除され入れるようになります。

日本の銀行とは大違い!
店内は2人しか居ません。お金を出して、HOTEL名さえ言えば簡単に両替してくれます
日本ではパスポートを出して、旅行目的を聞かれ書類にイロイロ記入して、待たされてから両替してくれる。(腹が立つ!)

円安
以前は1ユーロ=110円くらいでしたが、この頃は130円!

帰りもドアー横の赤い釦を押さないと、開きません。

チョコレート屋さんと
スーパーマーケット

GALUP 高級酒類も扱っています。

バッチ大7.00ユーロ(900円)×6個  小1.60ユーロ(200円)×10個

GALUPのレシート
土産にチョコを買いました(6,680円也)

天道虫チョコ 4.00ユーロ(500円)

お土産屋さん点描

MARKET 2035

スーパーマーケット

ポピュラーなビール(ハイネケンなど)は350mlが0.95ユーロ(120円)

英語は通じないご主人相手に何とか買い物成功

ゲレンデはガラ空き、街中も静か

ゲレンデ前の広場のバス停

広場の西にある教会

教会脇のガラス板の
モニュメント

フェロー推薦の
3ツ星ホテル「ミラモンティ」

ゲレンデ前広場から200m西。夜は赤いネオンが目に付きます。

ミラモンティホテルを南へ坂を下ると、4ツ星ホテル「プリンピチ・ディ・ビエモンテ」が見えます。

4ツ星ホテル「プリンピチ・ディ・ビエモンテ」

街を西へ出るとロータリーがあります。

ホテルの手前にはスノーモービルコースやちびっこゲレンデがあります。

街の救急車
ヘリコプター

セストリエールには医者が居ません。病気、怪我などの場合は近くの街までヘリで搬送します。

ジャグジーとプール

ホテルの地下1階にあります

エレベーターで地下1階へ下ります。

右の突き当たりに出ます。

ホールを右へ曲がります。

入り口の横に看板と案内板があります。
ドアーを開けるとプールが見えます。

15mプールとジャグジーがあります。
予約なしで15:00から18:30まで利用できます。
プール利用の場合はキャップ着用を求められます。(右が監視員のエマニエル君)

ジャグジー

サウナが2種類あります

シャワー・脱衣室など

今日は西の端に位置するフランス領内のモンジェネーブルからスキーを履いたまま国境を越えイタリア・クラビエールへスキー遠足です。

MONTGENEVRE

CLAVIERE

フランス・モンジェネーブルMONTGENEVRE 1850m)まで、バスで行き、スキー遠足で
イタリア・クラビエールCLAVIERE 1760m)まで滑り、バスで帰ります。

そのため8:20集合、8:30出発です。

ヨーロッパはユーロで統合されましたが、
念のためパスポートを持っての出発です。

アクシデント4

仲間が風邪でダウン!
しかし、果報者!!

仲間の山形さんが風邪でダウン!
聞けば東京を出るときから少々熱が有ったとか。
無口な彼は気分が悪いのか、黙っているのか判断できない性格なので、我々は気付きませんでした。

困ったことにセストリエールには医者は居ません。
救急用のヘリコプターがあるだけです。

でも、幸い、本当に幸にも仲間にお医者さんが居たのです。
仲間が「先生」「先生」と呼んでる、あの人は東大のお医者さんでした。

また、ビックリしたのは琴巳さんは大坂の看護婦長さんでした。
藤さんは医療検査士でした。

山形さんは名医に診断してもらい、名看護婦長さんに薬をもらい今日一日休養することになりました。
本当に果報者!!

ゆっくり休んで風邪を治してください。
我々はスキーに行ってきます。

昨夜から数cmの雪が出発を祝ってくれます。

バスの屋根にはデスクアンテナが?

街をはずれると日の光が見えてきました。

昨夜からの雪で道路はツルツル。

クラビエールを過ぎるとフランスへ入ります。昨年まで使われていた国境のゲートを過ぎます。
道路はナポレオンも通ったハンニバル街道です。

フランス・モンジェネーブルの町の
入り口にはナポレオンの記念碑がありました。

フランス・モンジェネーブル・ゲレンデへ到着。

名将ハンニバルが象で越えた道

・BC218年(2200年以上前)、カルタゴの名将の勇将Hannibal Barca ハンニバル・バルカ
(当時28/29才)が象とアルプスを越えた。

・海戦では不利と読んだハンニバルは、象を先頭に陸路をたどり、険しいアルプスを踏破して、
イタリアに進軍し、各種の奇襲戦法でローマ軍に連戦勝利し、ローマ周辺に攻め入った。
(この地方では子どもが泣きやまないと「ハンニバルが来るよ」と言って泣き止まします)

・歩兵4万人、騎兵8千騎、象37頭が、このアルプス越えの行軍で兵力半減したそうです。

 ・カルタゴの領土だったスペインから、ピレネー山脈を越え、南フランス、ヨーロッパアルプスの
峠を越え、イタリア平野に侵入し、15年間もイタリアで戦い続けました。

・アルル付近から、「アルプスの登り道」まで248kmを10日で踏破した。
そこからトリノまでのアルプス越えは15日間、距離213km、平均20km/日×10日、
頂上・平原で5日の滞在し、合計15日間でアルプスを越えました。

町から見たナポレオンの記念碑

紀元前218年にカルタゴ領のスペインから名将ハンニバルが
象を連れてイタリア・ローマを攻撃した歴史の道です。

ナポレオンも通る
1800年、ナポレオンが4万人の軍隊と3000頭の馬を引き連れて、雪のこの峠越えをし、
マレンゴのオーストリア軍を急襲し、勝利した。

ナポレオンは、ハンニバルの戦法を参考にした
と思われます。

CAISSES リフト券売り場です。

フランス・モンジェネーブルとイタリア・クラビエールと共通で使える5時間券を買いました。
国が違っても共通で使えるなんて、日本では考えられません!

親がスキーを楽しむ間、子どもを預ける託児スキー場、これも日本にはありません。

5時間のリフト券

MONTGENEVRE(モンテジェネーブル)
2003.01.29
ADULTE(大人)
5 HERURES(5時間)   20.00ユーロ(2.400円)

まず、クワッドリフトに乗り足慣らし、

次に谷の奥のゴンドラで順次山頂へ

山頂は寒いが雪質は上々

この辺りは国境のため山頂には砦跡が。

歴史の分からない我々は景色に見とれるだけです。
 

エイサクカメラマンが大活躍

全員集合 しかし、一人風邪で欠席

先生、くらさん、早野ほんブラザーズ1、かぶさん、でんさん、早野ぼんブラザーズ2、シルバー、社長
藤さん  奥さん、琴巳さん

広いゲレンデに誰も滑っていません。

こちらの人はオフピステが好きなようです。

点々と見えるのは砦か兵舎跡です。
ナポレオン軍がほとんど壊して行ったそうです。
今朝、出発したモンジェネーブルの街が見えます。
昼食はフランス側で、しかし現在の通貨はユーロですので心配はありません。

フランスのバーテンダー

エイサクさんと顔見知りのコック長

2時半を過ぎたらアウト!
午後から風が強くなりリフトが運休。イタリアへ渡れないかと峠からフランス側へ下ろうとした瞬間!
「リフトが動いている」と女性群が遠くのリフトを見つけ、イタリア側へ急いで下ることにした。
なんせ、リフト券は5時間券ですから2時半を過ぎたらアウト!

テーバーリフトからベンチリフトへ急げイソゲ!

フランス・イタリア国境

近くに飛騨の野麦峠の「お助け小屋」みたいなものが

シルバーの国境での記念写真

イタリアへ下るぞ!

イタリアの風景も雄大です。

途中の目標点まで予定通りにこられたので、全員気分が楽になり元気が出た

夕暮れ近くにイタリア・クランビエールへ到着
アー疲れた!

谷間の町は、もう日が陰っていました。

街の教会前へ専用バスが着てくれます。

それまでカフエで一休み

ホットワインもホットチョコラ(ココア)も2ユーロ

地元の人達の溜まり場みたいです。

こんな狭い店に店員が四人も居ました。

迎えのバスがきたので、教会前まで坂を上り帰路に着きました。

ハンニバルやナポレオンが通った道を帰りました。
途中ところどころにナポレオン時代の石積みの砦跡があります。

やがてお城のような風格のホテルが見えてきました。

今日は少々くたびれました。明日はバルトネッキアへスキー遠足の予定です。

            

このHPはmoriy@シルバーが旅行した当時の記録です。
その後、現地の状況などが変わっています。
旅行の参考にしてくださる時は他の方法で確認して、お出かけ下さい。