ヨーッロッパ屈指のアルペンリゾート スイス・ツエルマットのスキー紀行です。

     

mori70シルバーたち3人は中部国際空港「セントレア」から出発です。.

中部国際空港「セントレア」

出発は、開港した中部国際空港「セントレア」からです。
開港に際して名古屋鉄道も新型車両を投入しました

予想外の見物客
新空港は開港から連日数万人の見物客が押し寄せ新聞テレビをにぎわせています。

朝早かったせいか比較的空いていて朝食もゆっくり取れました。
レーシングカー展示

週7便パリ直行便が就航
新空港開港に伴いヨーロッパが近くなりました。

毎日運行

名古屋 → パリ

10:00 → 14:35

飛行時間 12時間35分

パリ →名古屋

17:25 → 13:25

飛行時間 12時間00分

いよいよ搭乗です。

早速アクシデント−1
友人の荷物の中のスキーワックス(スプレー型)が発見され、没収
しかし荷物預かり券の名前がシルバー@moriyになっていたので、チェックイン時足止め!

午前中に飛ぶのは初めて!
これなら時差ボケなしですごせるかも?

パリ・ノンストップ便はJALと共同運航ですので、日本人スチュワデスも乗務しており
機内食も和食があり気楽に12時間の旅を楽しめます。

機内のTV案内にはハングルも

中国語もありました

約12時間のフライトで食事が2回、軽食が1回、映画を3本観て少々仮眠。

パリ・シャルル・ド・ゴール空港

パリ・シャルル・ド・ゴール空港へ到着
ここでスイス・ジュネーヴへとトランスフォアー

航空運賃
空港使用料・航空保険料・出入国税を含め往復約124千円/人でした

パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港はハブ空港です。

パリ〜ジュネーヴ間は1時間10分程度のフライトです。
15:50搭乗開始、16:30テイクオフ → ジュネーヴ17:40到着
ここでも軽食と飲み物(ワイン・ビールほか)が出ました。

名古屋直行便は楽!
名古屋を出てから約20時間でジュネーヴのホテルへ着きました。
以前の成田経由より格段に楽になりました。

いよいよ伝説の英雄ウィリアム・テルや傭兵の歴史、地方の奇祭など岩山の国スイスへ入り
スイスの生い立ちと、まずレマン湖畔の街ジュネーヴ(Geneve and Lac Leman)の町をご案内します。

ジュネーヴはスイス第三の都市であり、ジュネーヴ州の州都でフランス語圏の中心的な存在です。

ジュネーヴはフランスに食い込んだように
位置する国境の町です。

ジュネーヴの紋章

紋章の由来
神聖ローマ帝国の象徴である鷲と、司教の象徴である黄金の鍵に由来します。

スイスの豆知識
首都 ベルン 建国 1281年8月1日  人口 725万人 面積 41,300u(九州程度)
公用語 ドイツ語(64%) フランス語(19%) イタリア語(8%) ロマニッシュ語(0.6%)

スイスの生い立ちと

ジュネーヴ

ヨーロッパの3分の2を支配するハプスブルグ家に対して1291年8月1日、
中央スイスのルツェルン周辺荷住む人々が立ち上がったのがスイス連邦の始まりです。

1291年

それが今日のURI(ウーリ)、SCHWYZ(シュヴィーツ)、OBWALDENNIDWALDEN
四ツの州です。

のちにLUZERN、ZURICH、GLARUS、ZUG、BERNの州が加わり同盟軍はハプスブルグ家をスイスから追い出しました。

1332年    1351年

    1352年         1353年

LUZERN         ZURICH

GLARUS       ZUG         BERN

15世紀にはさらにFREIBURG、SOLOTHURNの2州が加わり11州になりました。

1481年

FREIBURG   SOLOTHURN

16世紀にはさらにBASEL-STADT、BASEL-LAND、SCHAFFAUSEN、APPENZELLの4州が加わり15州となりました。

1501年

1531年

BASEL-STADT BASEL-LAND SCHAFFAUSEN

APPENZELL

    1648年 スイス連邦誕生
17世紀には隣国で血なまぐさい宗教戦争が起こったが、スイスはこの争いには加わろうとはせず、
やがて中立国として信用が高まり、1648年にはウエストファリア条約が締結され、神聖ローマ帝国からの独立が承認されました。

1803年

1803年

ST.GALLEN    GRAUBUNDEN   AARGAU      THURGAU

TICINO       VAUD 

1815年ジュネーヴ州誕生までの歴史
ジュネーブは十七世紀、迫害を逃れてフランスから流れ込んだ新教徒(ユグーノ)が
時計産業の基礎を創ったコスモポリタン都市が始まりです。
その16世紀に起こったカルヴァンの宗教革命が、自由と思想の街として基礎を造り、ジュネーヴ共和国として独立国家となりました、
18世紀には、フランス革命に思想的影響を与えた啓蒙思想家のジャン・ジャック・ルソー
はここで生まれ街中の細長い石畳が続く旧市街に位置する生家は博物館として残っています。
近くには宗教革命の歴史を分かりやすく説明する宗教革命国際博物館も2005年にオープンしました。
.や銀行家ネッケル、のちの赤十字を創設するアンリ・デュナンなどが
活躍、国際性と思想の街として文化の花を咲かせ、やがてナポレオン支配の時代を経て、1851年にスイス連邦に加盟しました。

1815年

1979年

VALAIS     NEUCHATEL   GEVEVE

JURA

 ジュネーブの玄関はジュネーブではない?
そうです!空の玄関空港名は「コアントラン空港」です。
陸の玄関鉄道駅名は「コルナヴァン駅」です。

滑走路の一部はフランス領!
そうです!コアントラン空港の滑走路脇はフランス領土です。
このため空港設備の一部はフランスに入っています。

コアントラン空港」から「コルナヴァン駅」まで3スイスフラン

乗車券
コアントラン空港〜コルナヴァン駅
2等・大人 3スイスフラン約400円

インターネットで決めたHOTEL
コルナヴァン駅のすぐ前のHOTEL・CRISTALは朝食つきで約5千円/人

日本からはパリ・シャルルドゴール空港を
経て夕刻に到着しました。

ホテル・クリスタルの部屋番号
朝食つきで5,300円/1人1泊

さっそく夕食の買出し
コルナヴァン駅の地下にあるお店でビール(2,9Sfr×3)、つまみ(サラミ4Sfr)とサラダ(5Sfr)をget!

朝食はセルフサービス

朝食付でしたがハムやベーコンは別料金(9Sfr

朝の散歩へ

クラスは三ツ星
部屋数 79室、コルナヴァン駅から地下道を通って約3分
レマン湖まで徒歩10分

モンブラン通り
コルナヴァン駅前のコルナヴァン広場の東南へ進むモンブラン通り
を進むとレマン湖へ出て湖畔にはずらりと高級HOTELが並んでます。
この橋からモンブランが見えるのでモンブラン橋
レマン湖に架かるモンブラン橋を渡ると旧市街へと入ります。

ルソー島のルソー像
このレマン湖に架かるモンブラン橋からルソー島が見えます。
フランスに渡ったルソーは生涯ジュネーブに戻ることはなかったが、
島に建つ彼の像は観光シンボルとして市民から愛されています。

コルナヴァン駅
駅には交通機関・ホテル・駅構内などの案内所や銀行・両替所・
薬局・レンタルサイクルなどのほか地下街にはショッピングセンター
もあり、地下街の出口はメインストリートのモンブラン通りへ出ます。

モンブラン通りの右側には中央郵便局があり、その中に 観光案内所があります
画面左に「マック店」が見えます

モンブラン通りの向こうにレマン湖が

コルナヴァン駅から2ブロック目の左に中央郵便局があります。

Hotel des Postesとありますが郵便局です(何でホテル?)

中には観光案内所があります。

小さなイギリス教会

道路標識のほかにHOTEL案内も
昨夜の宿「CRISTAL(クリスタル)」は上から3段目にありました。

モンブラン通りを左へ
モンブラン湖岸通りには妙な形の並木道が続きます。

ブルンズウィック公記念碑
中央にはブルンズウィック公爵廟があります。

馬に跨るブランズウィック公爵銅像

モンブラン湖岸通りには高級ホテルやカジノが並んでいます。

ド・ラ・ペ
ホテル・ド・ラ・ぺ(HOTEL・de・la・Paix五ツ星)

湖上を巡る遊覧船乗り場
45分コースと1時間半コースが用意されています。
5〜9月 毎日6便 SF13〜

夏の風物詩
100年の歴史をもつ噴水も、湖畔に住むアトリエの
職人たちが水道栓を閉めたときに起きる一時的な
物理現象でしたが、今では夏の観光名物に
なっています。

モンブラン橋
モンブランの方向を見ましたがあいにく曇り

自動車ショー
3月3日〜13日までジュネーブで開催されます。
このため我々は帰りにジュネーブ見物を考えていましたが
ホテルは満室!

旧市街へ
レモン湖に架かるモンブラン橋を渡ると旧市街の入り口にイギリス公園があります。

スイスのリヴィエラ
ジュネーヴは
19世紀のイギリス貴族が見つけたリゾート地
地中海沿岸のリヴィエラも暖かな環境を求めイギリス人が開発したリゾート地で
同時期にレマン湖の北岸一帯に高級ホテルやブランド・ブティックが立ち並びました。

「国家記念碑」
銘板には「ジュネーヴの人々」
上地図にはナシオナル記念碑とあります。

ヴアーソンネックス通り
イギリス公園に面したこの通りには高級HOTEL群が並んでいます。

五ツ星HOTEL群
左側がレマン湖に面したイギリス公園

高級装飾家具店

五つ星ホテル
スイスオテル・メトロポール

ローヌ通りとイギリス公園に挟まれた絶好の立地
1階には高級フランス料理のアルルカンがあります。

日本人の目をひくブティック
店内は我々には手の届かない¥やデザインの服がイッパイ!

日本人は上客か?
「いらっしゃいませ、どこよりも安い値段で当店では(下段の「イタリア製品」を入れて戻る)を扱っておりす。ま」

路面電車の走るリーヴ通り

ジュネーヴの旧市街を走る路面電車紹介

架線は少々見苦しいが環境にやさしい交通機関です

さすが石の文化
電車の架線は道路の電柱でなく、個人の建物の壁に取り付けてあります。
日本の家屋なら架線の張力に負けてゆがんでしまうでしょう!

歩道側を電車が走り、中央側を自動車が走る

トロリーバス

2両連結(運転手は可愛い女性でした)

3両連結

歩道と軌道だけ
車は締め出し、7両連結の市電
旧市街の道路は狭い上カーブも多いため電車の車両長は短く上客は歩道へ直接乗降でき安全です。車は通行禁止です。

何の用途の車か?不明でした

イギリス公園から山の手のサン・ピエール寺院を目指して歩く途中に
美術歴史博物館があります

美術歴史博物館は無料です

美術歴史博物館横の公園下には駐車場と中世の遺跡があります

遺跡?
この駐車場の下に遺構があり、その上に駐車場を造ったようです。

地下の遺構

駐車場の地下には昔の城の砦の遺構が保存されています。

歴史遺産の様なカルバン高校

気に入った骨董屋さん

個人住宅でも造りが立派でビックリします

立派な玄関ドア

サン・ピエール寺院の正面

サン・ピエール寺院

レマン湖畔最大の町、ジュネーブのサン・ピエール大聖堂(13世紀)には、フランス人宗教
革命者カルバンらの像が並ぶ宗教革命記念館や、ルソーの生家も近い。

サン・ピエール寺院の正面です

ルソーの生家を探していたが、気球の記念公園に出くわしました。

市内へ戻ろうと歴史ある坂道に出ました

この辺りに住んでいる人達は、車ナシの生活なんでしょうか?地元の人に聞いても要領を得ませんでした。

石段には改修のたびに間違えないようにか、記号が彫ってありました。

番号
石段の所々に番号が彫ってあります
しかし改修で番号はバラバラでした
くさび
石段の継ぎ目には鉄製の楔が打ち込まれています
ミラノのドゥモ寺院にも同じ手法が使われています

この石段の道の途中に日本人にも有名な骨董屋さんがあります

Antiquites Scientifiques
19,rue du Perron-Case Postale3560
CH-1211 GENEVE 3 (Suisse)

望遠鏡や温度計などの骨董を得意とするお店です

下のアドレスをクリックすると骨董屋のHPへアクセスします

http://www.perret-antiques.ch

「あの時計がほしいが、高い!」

冷やかしに入るには、敷居が高い!

後ろ髪を引かれながら坂を下りました。

マドレーヌ広場

ホテル・レザルニュール
岡の上にある17世紀の建物を利用したホテル

マドレーヌ教会

やっと町へ戻ってこられました

フュステリー広場の教会

早朝の街角市場見物
フュステリー広場の教会前には移動市場が開かれました。

学生達は手作りクッキーを売っていました。

物価調査?
果物の詰め合わせ600g SF5(600円)

ベルグ湖岸通りにもホテルが並んでいます。

コルナヴァン駅横のノートル・ダム教会

駅前のノートルダム教会です

コルナヴァン駅には税関も
多くの国際列車が乗り入れているのでコアントラン空港と同じように駅構内には
フランス税関が出張してきています。

駅構内の壁にはヨーロッパとスイスの地図が掲げてあります。
昼食の仕入れ
ハイネケン・ビール(500ml、4Sfr×3)、サンドイッチ(6Sfr×3)、つまみ(サラミ4Sfr・ベーコン3,8Sfr
37,8Sfr(約3、500円)

レマン湖沿いに、一路マッターホルンへ向かい、フランス語圏からドイツ語圏へ変わると
建物の雰囲気や看板などの車窓の風景も変化するのが楽しみです。

次ページからは、いよいよツェルマットへ

   

このHPはmoriy@シルバーが旅行した当時の記録です。
その後、現地の状況などが変わっています。
旅行の参考にしてくださる時は他の方法でも確認して、お出かけ下さい。