大きいとは聞いていましたが、大きい、ビックリしました。写真に納まらない

高さ:  108m
間口:   91m
奥行:  157m

工期   500年                
着工 : 1387年(南北朝時代嘉慶元年)
竣工 : 1885年頃(明冶20年頃)    

     

日本のお寺とは比較できない。どんな大きな日本の寺でもこんなにお金を掛けた建物はない!

大屋根に登るには
エレベイータ 5ユーロ
階段   3.5ユーロ

階段は166段あります。
(頑張って!)

登れる時間は9:00〜17:30
(冬は16:30まで)
ただしクリスマスは閉鎖

最初に圧倒されるのは外壁に大理石を使った巧みな彫刻がびっしり飾り付けられていること。
日本の寺院なら木製で巧みに彫刻が施されていますが、ここでは大理石で等身大です。

壁などに並ぶ聖者(アマデオ)や使徒(ペレグリーニ)達の彫刻は3,159体を数えるそうです。

エレベーターで大屋根へ上がると、ここも日本人だらけです。

大理石の瓦の総重量は?
瓦は大理石製で大きさ60cm×90cm 厚さ7〜9cm 1枚でも相当な金額!これがびっしりと敷いてある

日本のお寺の彫刻が精緻だと自慢していたのが恥ずかしい

圧倒的な大理石の彫刻にただ呆然とするだけです。
通路はその昔、観光用に作られたわけでないので狭くて暗い。出会うのは日本人ばかり。
大きさは間口91m、奥行157m、高さはマリア像まで108m
聖人を載せた尖塔は135本

屋根の上にもう一つ教会があります。

大屋根の上の教会。

どうやって構えても全部は入りません

屋根瓦は60×90cm厚さ7cmくらいの大理石

継ぎ目には楔が入っています。

あちらこちらの通路には観光客が

135本の塔に囲まれた大屋根

地上の人が蟻みたい

着工はオーストリアの支配下だった1387年、完成は500年後の19世紀半ば。

 
設計者は名前が残っていないとの事です。
隅々まで見ても見飽きません
ミラノの町は一望できます

約1時間、写真と見物であっという間に過ぎました。

出口

教会へは一旦、外へでて正面へ廻り入ります。
正面にはラテン文字でMariaeNascenti、つまり「マドンナの生誕」だそうです。

他の宗教でも中へ入れるそうです。また写真を撮ってもいいそうです。

観光客の入口は左側の入口のようです。
正面の5ツの青銅扉
正面には大きな入り口が5ヶ所あり、5枚の大きな青銅扉は
右から聖堂の歴史、ミラノの歴史、マリアの生涯、聖アンブロージョの生涯、コンスタンティアヌス帝の勅命
をテーマに浮き彫りが施されています。

教会内部(入り口)

中は荘厳で柱列の奥の高いところにキリスト像がかすかに見えます

巨大な大理石の52本の柱の奥に祭壇がその上にキリスト像

こんな柱群が4列並んで大屋根を支えています

地下室もあります

巨大な柱の根元(これで上の石の屋根まで支えているのす)

懺悔室がずらりと並んでいます。

懺悔室(小屋?)

懺悔を受ける牧師と信者

丁度ミサが行われていました。 
アメリカからの観光客はフラッシュをパカパカ焚いて写真を撮っていました

両側の壁には由緒ある像がお祀りしてあります。

ステンドグラスの大半は15世紀の作だそうです。
正面の奥が祭壇でその上に大きなキリスト像がありましたが
写真を撮るのは申し訳なく思い撮影しませんでした。
廊下に別の祭壇がありたくさんの信者の方々がお参りをされていました。
ヘッドホーンの貸し出しもあるようで要所要所にヘッドホーンのマークと番号があります。
日本語版がある様です、帰り際に気付いたので幾らかは確かめませんでした。

教会の外壁には多数の大きなステンドグラスが明かりを取り入れています

そのステンドグラスの中にキリストにまつわる数多くの物語が語られています。

大聖堂の正面が修理中なので絵葉書を買いました。
教会の中に売店があり、質素に売っていました。

大聖堂発行のレシート
絵葉書(14枚組)代4ユーロ(500円)

一部は工事中のためネットで覆われていました。

ドゥオモ正面(絵葉書から)

お参りをして外へ出るとイタリアのお喋りの声と、まぶしい空が広がっていました

ドゥオモ広場

さっそく妙な銀色のマネキンに出会いました
(仏像のような格好で立つ学生のアルバイト)

ドゥオモ広場と周辺のお店を廻ります。

ドゥオモ広場

Piazza del Duomo

正面にドゥオモ。長方形の広場はいつも人とハトと風船がイッパイ

プラダPRADA本社もここにある
アーチを入ると、名高いビットリオ・エマヌエーレ2世アーケード
アーケードの中は繁華街
ここは鉄の円蓋と色ガラスに覆われ、模様入りの石を敷き詰めた歩行者天国。
円蓋の中央の牛が描かれている、まん中小さな穴に、かかとを入れ一回転
すると子どもに恵まれるとか

ガテリア・アーケードの幸福の穴

ドゥオモ広場の右にガテリア・アーケードがあります

ミラノがイタリアに統一された記念に建てられたそうです。

アーケードは鉄とガラスで東西105m、南北に197mあり十字の中央が丸い天井になっています。
丸い天井の下には名所があり、穴にかかとを入れて回ると幸運が訪れるといわれています

次から次へと回る人が絶えません

高級ブランドの集まるドゥオモの北
モンテネポレオーネ通り、スピーガ通りなどドゥオモ周辺は利用しやすいショッピングエリアです。

赤い看板に手すりは地下鉄一番線地下鉄1号線
駅名も手すりも、すべてシンボルカラーの赤で統一 2号線はグリーン、3号線は青

73番はリナーテ空港行きのバス

こちらで人気らしいです。

駐車は道の両側に縦に並べる。

絵を書く人、演奏する人

街の広場に突然テント型のマーケットがあります 魚は生きているものも居てビックリしました。

日本に比べて値段が高いか安いか分かりません

殆どの品が揃っていて地元の人でイッパイです

園児と出会う
裏道に入ると幼稚園児が保母さんに守られて歩いていました。
日本と同じように幼稚園があり園外保育があるのでしょうか?

サンタ・マリア・プレッソ・サティロ教会

この教会は上空から見ると不思議が解けるそうです。

 

正面から見ると奥行き
山形さんはホテルが取れず別のホテルに変わっていたのを現地担当者へ連絡せずにおいたため、
我々3人を「此処のホテルです」と言ってバスから降ろしたそうです。
その上、これ以上は当旅行社は責任ありませんと言う書類にサインをするように求め(我々はサインをしませんでした)。

バウチャーカードを確認しなかったのも悪いが
少しでも安いホテルを探して利益を挙げるのは、営利会社として当然です。
しかし、海外旅行の場合、旅行社は国内で旅行と違い、海外でのお客の立場や状況を考慮したうえで利益追求をすべきでは無いでしょうか?
旅行者のほとんどが語学も地理も満足でないことは旅行社は承知してると思います。

イタリア セストリエール ミラノ 9日間いよいよ帰国です。

Aeroporto della

MALPENSA

市内観光はあきらめる
今回は幾つものアクシデントがありました。
今日明日の残り2日間また何が起きるか分かりません。
日本へ無事返るまで我々は行動を慎重にすることにしました。

今日のミラノ半日観光も取りやめ、真っ直ぐに空港へ向うことにしました。
アクシデント7はなしで帰国したい一心になりました。

早朝、中央駅前駐車場から見たホテル

いちおう清潔なホテル

エレベータはキレイ!

注意
シャワールームの紐は
緊急連絡用

いやな思い出を残さないように、朝食時に「チェキ」で係りの人を撮ってやったら皆 大喜び!
とにかく、手違いで宿無し山形さんを止めてくれたフロントマンにお礼をして帰国することにしました。

スターホテル・アンデルソンと周辺のホテル

ホテル前はどれが違法駐車か正規駐車か分からない車の群れ

ミラノ中央駅

Stazione Centrale

鉄道駅はみらのに12ケ所もありますが、主要幹線はほとんど中央駅で発着します。
ローマへは特急ペンドリーのを利用すれば、4時間余り、
フィレンツェ、ベネツィアからいずれも役時間で結んでいます。

巨大な石材で1931年に建造
凄くでかい建物。

ヨーロッパ最大といわれています

駅前広場 バス、市電、トロリーバスはみんなオレンジ色。 

緑色は地下鉄2番線 ゴミ箱まで緑色

駅の中のバス・タクシー寄せ場

天井の高さ、彫刻 全て石材

自動切符販売機

切符販売窓口

24時間営業の売店

2階がプラットホーム

中央は通路です

エスカレーターも付いています

21番ホームまである駅

最右翼の21番線

その外側にもまだ施設があります。

空港行きのバス
ガイドブックには午前中は30分に1本 午後は少なくなるとありますが、
朝は次から次へと満席になるとバスは出発していました。

マルペンサ空港までのバス料金4.5ユーロ(500円)

街角には日本人観光客が記念撮影に夢中(恥ずかしい)

何故か駐車違反の車が見当たらない光景

道路と樹木の間を抜けるトラム

歩道でも緑地でもスペースさえあれば駐車してあります
狭い道でも両側に不法駐車 ミラノは駐車天国か駐車地獄か

ギリシャ女性と1時間

中央駅からマルペンサ空港までの間、隣りに金髪の女性が座りました。
日本に友人がいるとの事でした。

「グリーク」(ギリシャ)からビジネスで来たそうです。
キシリトール・ガムを差し出すと気軽に受け取ってくれました
5円硬貨を土産に渡すと、お礼にギリシャ硬貨をくれました

約50分でマルペンサ空港へ

最初にターミナル1へ着きます

さすが立派な空港

スキーなど長いものは950番へ

キャリヤーは無料ですが1ユーロコインを入れて借りる。返すとコインは戻ってくるが返しに来なくてはなりません
(この頃日本では未だ珍ずらしかった)

お祈り
アラブ系の人達がお祈りの時間なのかブルガリ売店の横で敷物を敷いて50人くらいが
メッカの方へお祈りを始めました。

オーバーウエイトの心配

心配ながらイタリアカバンらしいものを一つ(2万五千円)

可愛らしい小物入れ(8千円)

お土産をたくさん買ってもあとが心配、とりあえず荷物を無事預けてからが勝負です。

搭乗手続きする前に腹ごしらえ、ビールとピッザァで7ユーロ(900円)

オーバーウエイト
来る時に20kg以上は7千円/kgを請求されたことからホテルを出るとき、いろいろ
策戦を練る予定でしたが、山形さんの部屋が取れていなかったことで作戦ナシで搭乗手続き。

しかし、余計な心配は無用でした。約30kg近い荷物はすんなりと受け取ってくれました。
サー買い物するぞ!

バッチ・チョコ
左から6.50Y(800円)、
1.8Y(200円)
ハート型小5.0Y(600円)
ハート型大8.5Y(1000円)

最後に53ユーロ残りました「ゴデバ」チョコが丁度13ユーロ×4個=52ユーロ

評判の「ゴデバ」のチョコレートはどっさり買いました

13ユーロ(1500円)と安い

残金は1ユーロ(115円)

いよいよ搭乗です。

久しぶりの日本食ですが、何故かヨーロッパ風の味でした

あと11時間で日本です。

退屈・たいくつ・タイクツ

まだ半分も来ていません

日本語でも説明されます

追い風が146km/hもある

外も明るくなり日本に近づいてきました

予定通り10時半頃に成田へ到着

名古屋へは夕方便です。ユックリ休めるまでにはまだまだ。
名古屋への乗り次ぎ
やっと名古屋便が見えました。
いよいよ我が家が近づいた

お土産のいろいろ

最後まで見ていただきまして有難うございました。

     

このHPはmoriy@シルバーが旅行した当時の記録です。
その後、現地の状況などが変わっています。
旅行の参考にしてくださる時は他の方法で確認して、お出かけ下さい。